特定非営利活動法人

国際教育企画

教育(就業支援)

福祉サービス第三者評価機関(機構04-120)

介護サービス事業所の調査機関(jkc06014)

結果報告書

企業における人材(若年者を対象とする)ニーズ及び

高等教育(大学・短大・専門学校等)に対するニーズ調査

【調査概要】

・平成 24 年 4 月~5 月

 非営利活動法人 国際教育企画

 

・おもに東京都(文京区 台東区 墨田区 江東区豊島区 北区 荒川区 板橋区 練馬区 足立区 葛飾区) を所在地とする企業 842 社に

アンケートを郵送

・回答数・・・52 社(回答率 6.1%)

 

【結果概要】

① 人材活用状況について

42.4%の企業から「毎年採用を行っている」との回答を得た(対象者はいずれも「新卒」)。このことか らも学生の企業規模にとらわれない就職活動が期待される。また「補充の必要があった場合に採用を行 う」とする企業においても、そのうち 52.9%が対象者を新卒・既卒を問わないとしている。 一方で、若年者(概ね 30 歳未満)に対象を広げると、対象者を「未経験者(社会人経験が有り)」及び「当該職種等の経験者」とする企業が 81.6%となり、「社会人経験のない未経験者」の門戸が非常に狭 まることが確認された。 多く用いられる新卒採用の告知方法は、「学校での一般求人(46.9%の企業で実施)」「就職情報サイト(同 43.8%)」「ハローワークでの求人(同 34.4%)」の順、採用試験(筆記)の方法は、「一般常識(同34.4%)」「作文(同 25%)」の順であった。

 

 

② 教育機関との連携及びキャリア教育への期待・評価について
 インターシップを「導入している」及び「導入を検討している」と回答した企業は 40.6%であった。 また、学内企業説明会への参加、職場見学の受け入れ等、何らかの形で連携活動を行っている企業は65.6%であった。さらに 78.1%の企業が教育機関から求人票を受け取っていた。 教育機関との交流では、「積極的に行っている」「行っている」「行っていないが検討したい」の回答が あわせて 50.0%となった。 キャリア教育に対する評価については、61.3%の企業が「重要である(ランク A 及び B)」とする一方、「十分である(ランク A 及び B)」とする企業は 19.4%に留まった。 パンフレットやホームページによる教育期間からの情報提供については、概ね適切であるとの評価であ ったが、「学部・学科の教育内容」を重視する(ランク A)とする回答が 23.3%あったのに対し、情報 が十分発信されている(ランク A)とする回答は 3.3%に留まった。 キャリア教育において重要だと思うプログラムについて、最も重要(ランク A)で上位となったのが、「グループワーク(37.5%)」「社会人常識・ビジネスマナー(37.5%)であった。

 

 

以上より、企業からの教育機関への期待が高いこと、その一方で、教育機関は「教育内容」「キャリア 教育内容」のさらなる充実・情報発信が課題であることが推察された。

 

※ランク・・・A を最高(重視・評価する)に、BCDE(低い)の順で回答を集計した

 

 

 

Ⅰ.基本的な情報について

①  業種

 

②  資本金

③  従業員数(契約社員、パート、アルバイト含)

④  創業年数

Ⅱ.人材活用状況(抜粋)

①  採用状況

②  新卒採用の対象者

その他・・・高等学校、高等専修学校

③  新卒採用の告知方法                                    ④ 新卒採用の試験方法(筆記)

 

その他・・・新聞広告、民間登録会社                                    その他・・・適性検査、国語

④  紹介予定派遣の利用

Ⅲ.教育機関との連携

①  インターンシップの導入

②  教育機関との連携活動

③  キャリア教育の重要性                                      ④ キャリア教育の評価

⑤  キャリアセンターとの交流

⑥  教育機関からの求人の有無(今年度)            ※方法

⑦  教育機関から発信される情報について

※当該項目について、「情報が十分発信されているか」(評価)、「情報を重視しているか」(重要度)

⑧ キャリア教育において重要だと思うプログラム

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